あいさつ

会長あいさつ

 昭和52年1月12日、障害を持つ子の親たちの願いとその関係者の努力は、社会福祉法人「埼玉のぞみの園」の設立認可という吉報を手に、民立民営としては県下初の授産施設を同年4月1日に開園できました。
 年月が経過して、人も制度もまた法人施策も時代と共に変革されてきましたが「あわれみでなくお互い人間として幸せになること」という法人結成の理念は変わることなく、私達の底流をなしているものと信じております。
 人生にはおのおのステージが必要であると考えます、その人らしいステージが。
埼玉のぞみの園内には現在6歳の児童から80歳のお年寄りまで、さまざまな障害をお持ちの方が利用されています。
障害があっても活躍できるステージ・施設をめざす中で、地域の社会資源を作っていく必要を痛感し、ご利用者も家族もそして職員も安心して生活できる地域社会をつくりたい。
故に私達は、これからも自らを高め、ご利用者の喜びを糧に、良質な障害者サービスの創出に努力をして、地域に至宝の社会福祉法人たらんと願っています。

埼玉のぞみの園 会長山崎 勝

理事長あいさつ

 国は社会福祉の政策や実践に係る基本理念として「地域共生社会の実現」を打ち出しています。様々な課題を決して他人事とするのではなく「我が事・丸ごと」として捉えていく、社会福祉法人にはそのイニシアティブをとることが求められています。社会福祉法人が今後存続していくためには、こうしたことを避けるわけにはいきません。「地域に必要とされる法人たれ」これが私たち埼玉のぞみの園に求められる課題です。
 また私達のサービス対象は何であるのか。障害を持つ方々の福祉という分野で活動しているわけで、報道等にもあるようにそのサービスの質が問われている昨今、決して独りよがりにならず、より「ご利用者に寄り添ったサービス」の提供をその根本に据えていかなくてはと考えます。
内外に限らず多くの皆様方の、ご指導ご鞭撻を切にお願いする次第です。

埼玉のぞみの園 理事長楳澤 正範

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